「女の子らしい」ってなに?
こんにちは。
今日は、私が最近考えていることを、ちょこっとメモしておこうと思います。
いま私は、ライターのお仕事をしています。
(その割に文章が下手なのはご愛嬌)
子供向けアパレル商品の紹介記事とか書くんですけど、その中でね、ずっともやもやすることがあって。自分でもその理由がよく分からなかったんですけど、
パステルカラーでキラキラ可愛らしい商品を「女の子らしい」と表現することへの違和感からきていると、最近気づきました。
いやいやいや、そう表現しないように他の語彙をどうにか増やせよ、で終わりなんですけどね。
でも、「女の子らしい」「男の子らしい」って、よく使っちゃう表現で。「女の子におすすめ」っていう記事でピンク色のものばっかりなのだって、違和感ありまくりじゃないですか。
スポーティなものが好きな子だっているじゃん?青とかオレンジとかが好きな子だっているじゃん?って。
私自身、幼い頃からピンク色とかフリルとか、いわゆる女の子らしいデザインが好きではなくて、でも子供向けの商品って、なぜかどぎついピンク色ばっかりで、母は私が好きなデザインを探すのに苦労したようです。
だから、記事を書くときには、かっこいいデザインとか、ナチュラル系とか、できるだけ幅をもたせるように意識しています。
でもね、意外とそういう商品って見つからなくて。その理由って、女の子にはこれでしょ!っていうデザインがみんなの中にやはりイメージがあって、それを着せたいよねってみんな思っているからなのかなって。需要あるもの作りますよねそりゃ。
ただ、私はこのままでいいのかなあと思うわけです。
小さいときから、女の子はこういうものを着るのよって言われ続けてね、女の子は可愛らしいのがいい、と思ってしまうんじゃないかと、思うわけです。
別に何を着たって、いいじゃないですか今の世の中。小さいときに自分の好きなものが認められないことって、子供は結構辛いんじゃないかなあと思うわけです。スカートはきたくなければ、はかなくていいじゃないですか。
本当に、本当にちょっとしたことです。でも、こういうちょっとしたことで、子供のジェンダーステレオタイプって形成されていくと思うんです。
メディアが持つ力、そして周りの大人の言葉が持つ力って本当に大きいから、「女の子らしい」という表現には、気をつけたいと強く思っています。
私は「女の子らしくしなさい」と、親や先生に言われたことがなかったから、かなり自由だったなあと思います。社会で生きていくために、多少の女性らしさは必要だな、、、と痛感していますが、今の会社も、女性らしさを求められる環境ではないからかなり自由です。
ジェンダーフリーが絶対的に幸せなのかはわかりません。
でも、男らしく、女らしく、という枠に縛られることを減らしたいなあと思います。
まずは、「女の子らしい」という言葉を使うのをやめてみよう。